今日はネコちゃんの予防についておさらいします。
この機会にもう一度見直ししてみてください☆
混合ワクチン
感染すると重い症状を起こしたり、慢性化したり、致死率の高いウイルスの病気を予防します。
また、ネコちゃんの唾液を介してうつる白血病ウイルスのワクチンが入ったものもあります。
予防するウイルスの中には、感染力が強いものもあり、
ノラ猫ちゃんの間で流行していたものが、室内の猫に感染したケースもあります。
初年度は2回接種が必要で、その後は1年に1回接種します。
ネコエイズのワクチン
ネコエイズは人のエイズ(HIV)と同じ仲間のウイルスに感染する病気です。
ネコちゃんの間で血液を介してうつり、人には感染しません。
新しくできたエイズのワクチンは、100%の予防は難しいですが、
同居のネコちゃんがエイズを持っていたり、外でたくさん喧嘩するネコちゃんにはお勧めします。
ノミ、マダニの予防
あたたかくなると、ノミやマダニの活動性があがります。
咬まれると炎症を起こすほか、寄生虫などを媒介するので、
お外に行くネコちゃんは特に予防しましょう。
フィラリアの予防 ネコちゃんも蚊に刺されると、フィラリアに感染することがあります。
本来はワンちゃんの寄生虫なので、心臓に寄生することは少ないですが、
感染すると、喘息のような症状が出ることがあります。
蚊に刺される可能性のあるネコちゃんには、予防をおすすめします。
※おまけ
ネコエイズ、ネコ白血病は血液で感染のチェックが可能です。
検査キットを使って院内でのチェックを行います。
潜伏期間が数年と長いので、小さい頃にお母さんから感染していることもあります。
気になる方はお気軽にご相談ください。
ねこ先生