台風がきたり、長雨があったり、だんだん秋らしくなってきましたね。
少しずつ冷えるようになってくると、動物たちも色々問題が出てくることがあります。
ちょっと早いですが、寒くなると気をつけたい病気や症状をあげてみますね。
①ウイルスによる感染症
気温も湿度も低くなると、ウイルスの増殖には適した環境になります。
とくに多いのがネコちゃんの風邪です。
眼やに、鼻水、くしゃみなどが出てきたら要注意です。
ウイルスの病気は、ワクチンで予防できるものもいくつかあります。
早めにワクチンをうっておくのも一策です。
②膀胱炎
トイレにいく間隔が長くなってしまったり、お水を飲む量がへりやすいこの時期は
膀胱炎を起こしやすくなります。
何回もトイレに行く、トイレの時鳴く、トイレ以外でおしっこをする
こんな症状が出たら膀胱炎かもしれません。
③咳
空気が乾燥して冷たくなると、咳が出やすくなります。
喉に何かひっかかっているものを吐きだそうとする仕草は、咳のことがあります。
頻繁になってくるようであれば、診察を。
特に高齢のワンちゃんでは、咳が心臓の問題に関わっていることがあります。
心臓の治療をしているワンちゃんも気をつけてみてあげましょう。
④関節症
気温が下がると、関節がこわばりやすく、痛みや違和感が出てくることがあります。
起き上がりに時間がかかったり、後ろ足がすべりやすかったり
ジャンプや段差が苦手になっている動物は足腰の老化のサインがでています。
強い痛みが出る前に早めの対策がとれるよう、気になるようなら来院をおすすめします。
一部ですが、寒くなると多くなる症状をあげてみました。
日頃から、動物の様子をこまめに見れるといいですね。
ねこ先生