今回は錠剤の飲ませ方について書いてみようと思います。
お薬は飲んでくれないことが多く、苦労されてる方も多いと思います。
錠剤のお薬は、お薬自体がかたまりになっているので、
1回で飲みこんでくれると必要な量が確実に入ってくれます。
ただし、うまく飲み込んでくれないと、
飲んだふりをしてどこかで吐きだしていることも・・・
またお口を開けてくれない動物には難しいかもしれません。
拙い絵で申し訳ないのですが、お口の開け方について簡単に(^^;)
ネコちゃんはこめかみのところをつかむと安定しやすいです。
少し上向きにして、前歯のところを押し開きます。
(前歯のところは咬まれてもあまり痛くないです)
手が出たり、逃げようとしてしまう場合は、
大きめの布でくるんであげたり、
抱っこして行うとやりやすいかもしれません。
ワンちゃんの場合は、犬歯(キバみたいな歯)の後ろあたりをはさむと持ちやすいです。
お口の開け方はネコちゃんと同様です。
指やピンセットで舌の付け根、喉の奥に薬がおけると上手に飲んでくれます。
うまく飲み込めたことを、喉の動きや舌をペロッと出すことで確認できると思います。
お薬が食道にひっかかることがあるので、
投薬後に食事を与えるか、少量のお水を飲ませてあげてください。
飲めたらしっかりほめたり、ごほうびをあげて
投薬が嫌なことにならないようにできるとさらに良いですね☆
また、チーズやパンや缶詰など、何かでくるんでお薬をごまかす方法もあります。
病院では、お薬をくるんで与えるためのトリーツもあります。
錠剤の飲ませ方はこんな感じです☆
次の機会では、粉薬の与え方についても書いていきます。
ねこ先生