えとう動物病院のきまぐれ日記

カテゴリ:診療日誌( 32 )

結石にご注意

日に日に寒くなってきていますね。
今年は暑い日が長かったせいか、一気に冬がやってきている気がします。
我が家もネコたちの寝る時一緒に布団に入りたい攻撃が始まったので、
冬の訪れを感じています。
ホットカーペットも出したので、いつもその上でのびのびしています笑

寒くなるとあまり動きたくなくなるので、トイレに行く回数が減ることがあります。
またお水を飲む量も少なくなりがちです。
そういうことから、尿が濃くなってしまいます。
濃い尿が膀胱に長くあると、細菌が増えて膀胱炎を起こしたり
尿路の結石ができやすく最悪つまってしまうことがあります。

寒くなってから、病院でも膀胱炎をたびたび見かけるようになってきています。
膀胱炎、特に尿路結石は、全くおしっこが出ない場合、
緊急の状態となり命を落としてしまう場合があります。
冬場は特におしっこの状態を確認するようにこころがけましょう。

尿に行く回数が増える
尿をするのに時間がかかる
尿をするとき鳴く
排尿の後、陰部をよくなめている
血尿をしている、出し終りの尿が赤い
尿のにおいが違う

こういう症状があれば、膀胱炎かもしれません。
おしっこがとれそうなら、新鮮なおしっこを一緒にもってきてもらうと
検査がスムーズです。

何度もトイレに行くけど何も出ない
食欲がなく、吐いたりぐったりしている
お腹を触ると固い、痛がる

こういう症状が、尿の問題とともに出ているようなら
緊急的な場合があります。
動物は尿がでない状態で24時間以上経過すると、
急性腎不全を起こし亡くなることがあります。
尿が出ていないときはすぐに来院をおすすめします!

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by etoah | 2016-11-18 21:00 | 診療日誌

お薬を飲ませること 粉薬編

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先日、飼い主さんから手作りのストラップをいただきました♪
どれもキラキラしていてかわいくて、選ぶのに迷いました。
早速リュックにつけました!大切に使います!

さて今日は粉薬のあげ方についてお話したいと思います。
錠剤の時のように、お口を大きくあけることが難しいときは
こちらの方法もおすすめです(*^^)/

粉薬を直接あげる方法は、大きく2通りあります。
1つは液体に溶いて、スポイドやシリンジであげる方法です。
お薬の量にもよりますが、スプーン1杯程度にお薬を溶かして吸っておきます。
ワンちゃんネコちゃんは犬歯(大きいキバみたいな歯)の後ろにすきまがあるので
そこからスポイドやシリンジを差し込んで喉の奥の方に流し込みます。
また特にワンちゃんで、唇のわきがポケット状になっている場合は
顔を少し上向きにして、そこに流し込む方法もあります。
下の写真だと赤丸のところや、矢印のところに差し込むイメージですね。
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また、何か塗りつけられるもの、例えば練乳や、蜂蜜みたいなものや、
ペースト状のおやつや缶詰でもいいです、そういうものに粉薬をまぶして
写真の黄緑の部分に塗りつけて、お薬をあげる方法もあります。

お薬は独特のにおいや味があるので、気にせず食べてくれるようなら
好きなものに混ぜ込んで食べさせる方法もあります。
たくさんに混ぜると、食べてくれなかった場合大変なので、
お腹がすいてるときに、少量であげられると良いと思います。

特にネコちゃんは苦みに敏感で、少しでも苦いと
唾液と一緒にあわぶくになりながら吐き出してしまうことがあります。
そうなってしまうとお薬が難しくなるかもしれません。

飲ませづらさがあれば、ご相談してくださいね。

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by etoah | 2016-11-11 21:00 | 診療日誌

お薬を飲ませること 錠剤編

今回は錠剤の飲ませ方について書いてみようと思います。
お薬は飲んでくれないことが多く、苦労されてる方も多いと思います。

錠剤のお薬は、お薬自体がかたまりになっているので、
1回で飲みこんでくれると必要な量が確実に入ってくれます。
ただし、うまく飲み込んでくれないと、
飲んだふりをしてどこかで吐きだしていることも・・・
またお口を開けてくれない動物には難しいかもしれません。

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拙い絵で申し訳ないのですが、お口の開け方について簡単に(^^;)
ネコちゃんはこめかみのところをつかむと安定しやすいです。
少し上向きにして、前歯のところを押し開きます。
(前歯のところは咬まれてもあまり痛くないです)
手が出たり、逃げようとしてしまう場合は、
大きめの布でくるんであげたり、
抱っこして行うとやりやすいかもしれません。


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ワンちゃんの場合は、犬歯(キバみたいな歯)の後ろあたりをはさむと持ちやすいです。
お口の開け方はネコちゃんと同様です。

指やピンセットで舌の付け根、喉の奥に薬がおけると上手に飲んでくれます。
うまく飲み込めたことを、喉の動きや舌をペロッと出すことで確認できると思います。
お薬が食道にひっかかることがあるので、
投薬後に食事を与えるか、少量のお水を飲ませてあげてください。
飲めたらしっかりほめたり、ごほうびをあげて
投薬が嫌なことにならないようにできるとさらに良いですね☆

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また、チーズやパンや缶詰など、何かでくるんでお薬をごまかす方法もあります。
病院では、お薬をくるんで与えるためのトリーツもあります。
錠剤の飲ませ方はこんな感じです☆
次の機会では、粉薬の与え方についても書いていきます。

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by etoah | 2016-11-04 21:00 | 診療日誌

寒い季節にむけて

台風がきたり、長雨があったり、だんだん秋らしくなってきましたね。
少しずつ冷えるようになってくると、動物たちも色々問題が出てくることがあります。
ちょっと早いですが、寒くなると気をつけたい病気や症状をあげてみますね。

①ウイルスによる感染症
 気温も湿度も低くなると、ウイルスの増殖には適した環境になります。
 とくに多いのがネコちゃんの風邪です。
 眼やに、鼻水、くしゃみなどが出てきたら要注意です。
 ウイルスの病気は、ワクチンで予防できるものもいくつかあります。
 早めにワクチンをうっておくのも一策です。
 
②膀胱炎
 トイレにいく間隔が長くなってしまったり、お水を飲む量がへりやすいこの時期は
 膀胱炎を起こしやすくなります。
 何回もトイレに行く、トイレの時鳴く、トイレ以外でおしっこをする
 こんな症状が出たら膀胱炎かもしれません。

③咳
 空気が乾燥して冷たくなると、咳が出やすくなります。
 喉に何かひっかかっているものを吐きだそうとする仕草は、咳のことがあります。
 頻繁になってくるようであれば、診察を。
 特に高齢のワンちゃんでは、咳が心臓の問題に関わっていることがあります。
 心臓の治療をしているワンちゃんも気をつけてみてあげましょう。

④関節症
 気温が下がると、関節がこわばりやすく、痛みや違和感が出てくることがあります。
 起き上がりに時間がかかったり、後ろ足がすべりやすかったり
 ジャンプや段差が苦手になっている動物は足腰の老化のサインがでています。
 強い痛みが出る前に早めの対策がとれるよう、気になるようなら来院をおすすめします。

一部ですが、寒くなると多くなる症状をあげてみました。
日頃から、動物の様子をこまめに見れるといいですね。

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by etoah | 2016-09-16 21:00 | 診療日誌

冬はウイルス対策も☆

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12月に入りましたが、毎年のように寒くないですね。
寒がりの私には嬉しい限りです(^^;)
当院の忘年会の日は毎年極寒というジンクスがありますが、今年は大丈夫かもしれません♪

冬になると、人でもインフルエンザや、ノロといったウイルスの病気が流行りますよね。
気温が低く乾燥した環境はウイルスにとって最適な環境になります。
加えて、寒さなどから抵抗力の落ちる季節。
この季節は、ワンちゃん、ネコちゃんもウイルス疾患が少なくありません。

特にネコちゃんでは、ネコ風邪といわれるヘルペスウイルスやカリシウイルスの病気が流行ったり、
激しい嘔吐下痢を起こすパルボウイルスというウイルスによる腸炎が流行ったりします。
どの病気もそのウイルスに対する薬はほとんどなく、対症療法となってしまうため
症状が重い場合、命を落としてしまうこともあります。

たとえ室内飼いだとしても、人について入ってくるのか、周りの外猫から入ってくるのか
実際に感染していたネコちゃんもいます。
この3種類の病気は、ワクチンで予防しておくことができるので、
ネコちゃんが元気に暮らせるように、今一度考えてみてください☆

ワンちゃんに関しては、子犬の時にワクチンをうっておくことが多いからか、
最近ではジステンパーなどのウイルスの病気をあまり見かけなくなりました。
しかし、子犬や老齢のワンちゃんは抵抗力が落ちやすいので、要注意です。
混合ワクチンは1年に1回打つことをすすめられているので
しばらくワクチンを打っていないワンちゃんはぜひご相談くださいね(^^)

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by etoah | 2015-12-11 21:00 | 診療日誌

ノミダニ予防いつまで?

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11月なのに蒸し暑かったりして、変な気候でしたが、
少しずつ風が冷たくなってきましたね。

涼しくなってくると、ノミダニの予防はどうしたらいいのか飼い主さんから聞かれることがあります。
ノミもマダニも、寒くなってくると活動性が落ちて、あまり見かけなくなります。
だいたい気温が13度を下回ると、予防を終わりにしてもいいようです。

しかし、ノミはのら猫ちゃんの体には年中いたりします。
室内の中はあったかいので、知らぬ間に持ち込んだノミがずっといることもあります。
お外にでかける動物は、真冬も油断せず、かゆがったりがないか気をつけましょう☆
ノミやノミのウンチ、血を吸ったマダニがないか、スキンシップがてら確認してあげるようにしましょうね♪
ノミは、時に人も刺されます。刺されるとほんとにかゆくて、なかなか赤みがひきません。
しっかり予防して、快適な毎日を過ごせるといいですね♪

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by etoah | 2015-11-13 21:00 | 診療日誌

フィラリア予防とイベルメクチン

だんだんと秋らしくなってきましたね。
朝夕は冷え込んできて、風邪気味の猫ちゃんが増えてきたように思います。

涼しくなってくると、蚊やノミ、マダニの活動が減ってきます。
そろそろ蚊も少なくなってきたのではないでしょうか??

フィラリア予防、特に月に1回の飲み薬、つけるお薬を使用する場合は、
蚊が出終わったところで最後にもう1回使用する必要があります。
予防薬は、過去1ヶ月以内に体に入ったフィラリア幼虫をやっつけるお薬なので
予防した後にまたフィラリアが入っていた場合、感染する恐れがあります。
動物病院でも、まだ蚊を見かけます。
大分では5~11月くらいが蚊の出る期間だといわれています。
予防し忘れのないようお気を付けください☆

さて、このフィラリア予防のお薬、1番最初に使われたのが、
この間ノーベル賞をとった「イベルメクチン」というお薬です。
当院でも、フィラリア予防は同じ系列の新しいほうのお薬ですが、
その他の寄生虫の駆除によく使っています。

イベルメクチンというお薬が、土壌から発見されたのは初めて知りました。
獣医療ではかかせないお薬の1つです。
大村先生に感謝ですね(>_<)

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by etoah | 2015-10-09 21:00 | 診療日誌

マダニについて

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今日はマダニについてのお話です☆
マダニはやぶや草むらにいて、動物に寄生する機会をねらっています。
寄生するときはゴマ粒くらいで、小さな蜘蛛のように見えます。
動物の皮膚にかみついて、吸血しどんどん体がふくらんで、
小豆くらいの大きさになったときに気付かれることが多いです。
それだけの血液を吸うので、小さいワンちゃんに大量寄生すると
貧血を起こすことがあります。

でも、それだけではなく、マダニは恐い病気を媒介することがあります。
それが「犬バベシア症」です。
バベシア原虫という寄生虫がワンちゃんの赤血球に寄生して、貧血を起こします。
お熱が出たり、黄疸がでたり、食欲がなくなったりして、急性の場合最悪死に至ることもあります。

また、人でもSFTS(重症熱性血小板減少症候群)という感染症がありましたね。
これもマダニが媒介するウイルスによって起こります。
最近のニュースによると、感染者が確認された地域がまた広がっているそうです。

マダニはノミとちがって、寄生すると皮膚にかみつくので、
さわっていて何かが皮膚についていることに気付き、発見されることが多いです。
常日頃から、スキンシップをとって、マダニがついていないかチェックしてみましょう。

もし、マダニが付いていた場合、無理にひっぱると口の部分が皮膚に残り化膿することがあります。
見つけた場合は、動物病院でとることができますし、駆除のお薬を使うことでマダニが死んで落ちます。
アルコールや、ワセリンで弱らせて取ることもできるそうです。
マダニの予防、駆除のお薬は背中につけるお薬、飲み薬があります☆
ノミと一緒に予防できるものが多いので、ご相談ください。

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by etoah | 2015-09-11 21:00 | 診療日誌

ノミについて②

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暑さも少しやわらいできましたね、みなさん体調は崩してないですか??

さて、前回ノミについて書いていきましたが
実際ノミを見つけたり、ノミを予防するにはどうしたらいいでしょうか?

ノミはすばしっこく、血を吸うとすぐどこかへ行ってしまいます。
見つけたら、つかまえる・・・というのもなかなか難しいものです。
また、見つけたノミが瓜実条虫という寄生虫を持っている場合、
つぶしてしまうときに、誤ってその虫が人の体の中に入ることもあるようです。
(いわゆるサナダムシです)

1番確実に、ノミを駆除予防する方法はお薬をつかうことです。
お店のペットコーナーなどでも、色々なノミのお薬を見かけるかと思います。
ノミとりシャンプー、首輪、背中につけるタイプ・・・
どのお薬も、効果がないわけではありません。

しかし、市販のお薬だと、しっかり落ちなかったり、効果が持続しないこともあるようです。
効果、安全性に対してご不安がある場合は、動物病院で処方しているお薬をおすすめします☆

背中につけるスポットタイプの他に飲ませるお薬もあります。
一緒にマダニ、フィラリアやミミダニが予防できたりします♪

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by etoah | 2015-08-28 21:00 | 診療日誌

ノミについて

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気温が上がるにつれて、ノミがついていたと診察にいらっしゃる飼い主さんが増えてきました。

ノミは皮膚について、ワンちゃんやネコちゃんたちの血を吸います。
それによって刺されたところは、強いかゆみがでてきます。
しかし、ただかゆいだけではないのが、この虫のいやーなところ。
時に病気を引き起こすことがあります。

①ノミアレルギー性皮膚炎
はげしいかゆみや湿疹、脱毛などが症状として出てきます。
一度この症状が出ると、ちょっとノミに刺されただけでも皮膚炎が出てくるようになります。
かゆみが時には眠れないほど激しいこともあり、かゆみによるストレスもかかってきます。

②瓜実条虫(サナダムシ)
お腹の中で50cm以上になることもある寄生虫です。この虫の卵を持っているノミを動物が食べてしまうことでうつります。寄生虫は細かくちぎれて便のなかに出てきます。(出てきてすぐは動くのですごく気持ち悪いです)下痢やおう吐を起こすことがあります。

代表的なのはこの2つです。どちらも決して珍しい病気ではありません。
ノミを予防することで防げますので、ノミがつくようなら、しっかり予防していきましょうね。

ノミはくろいゴマ粒くらいの大きさで、すごくすばしっこいです。
またワンちゃんネコちゃんたちは、毛が密集しているので、ノミ自体を見つけたりつかまえたりするのは難しいです。
ノミは吸血した後、動物の体で糞をします。
毛をかきわけたり、くしで毛をといたりしたときに、
黒っぽい砂のような粒が出てきたら、ノミの糞かもしれません。
ノミの糞であれば、湿らせたティッシュの上などに置くと溶けて赤茶色(血液の固まったような色)になります。
もし、それがあればノミがいる証拠なので、駆除していくようにしましょう。

ノミは人も刺されますし、他のペットにもうつります。
みんなが快適に暮らせるように、予防のこと考えてみましょう☆

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by etoah | 2015-08-07 21:00 | 診療日誌



えとう動物病院のスタッフによる気まぐれ日記
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